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不明熱 正体はなんだったのか?

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2019年12月中旬、折しも新型コロナが中国で猛威を振るい始めたとき、突然私を襲った不明熱は、高温期こそ治まりましたが微熱期に入り一進一退の状態が続いていました。

わかったことといえば、安静にしていてもよくならず、体を動かした方がよい結果が出るということでした。ただ、だからと言って激しい運動をする気にはなりません。

どちらにしても、同じことをしていても変化はない、というのが私の考え方なので、悪化する事も覚悟の上で自分が信頼できると考えていた民間療法を行うことにしました。一度にやってしまうとその方法の効果がわからないので、一つずつやって、追加なり、やめるなりしていくことにしました。

第一番目 尿療法

尿療法って聞いたことありますか?読んで字のごとく、自分の尿、つまりおしっこを飲むことです。尿療法はインドのアーユルベーダにもある治療法です。中医学でも8歳以下の子供のおしっこは薬になる、なんて話もあります。日本では中尾良一先生がその著書「奇跡が起こる尿療法」で紹介したのがきっかけです。

また、尿を飲むということに、抵抗がある方が多いと思いますが、アンモニア臭が強くて大変、などという事はありません。でも最初は鼻を詰まんで飲んだ方がよいかもしれません。慣れてしまえば、どおってことはないです。

今回私が参考にしたのは、「命の水 奇跡の尿療法」という本です。この本はイギリスの尿療法の古典ともいえる本で、中尾先生も解説を加えています。やるなら徹底的にということで出てくる全ての尿を飲むという「全尿療法」を行いました。

 

アップダウンがありますが、全体として下がっているとは言えません。残念ながら、3日間の尿療法では効果は見られらない、ということになります。ただ、今回行った「全尿療法」は利尿作用がとても強く、すぐにトイレに行きたくなってしまいます。夜中に何度もトイレにいくので、眠りを妨げられて抵抗力が上がってくるには、問題ありかな、と考えました。

さすがにこれでは体力が回復しないので、午前中のみ尿療法を行う事にかえました。

第二番目 ひまし油シップ

次に選んだのは、ひまし油シップです。これは、19世紀の超能力者エドガー・ケーシーが推奨したもので、デトックス効果があるといわれています。やり方はいたって簡単で、ひまし油を浸した布を肝臓を覆うように温めます。この状態で1~1.5時間くらい横になってキリストの手に温められている、というイメージをし続けます。

細かい詳細は、ユーチューブなどで検索すれば、詳しい説明がありますので確認してください。

さて、結果ですが、

残念ながらこれも効果があったとはいえませんでした。しかし、ひまし油シップをしている時はとても気持ちがよいので継続して行うことにしました。

第三番目 断食

次は断食を行いました。といっても断食はちょっと危険です。これ以上体力がなくなるようなことは、おそらく誰かに相談すればほぼ反対されるでしょう。私自身も最初から頭の中にありながら、すぐに踏み切らなかったのは、諸刃の刃という感じがしたからです。

しかしそれでもなぜ断食かというと、断食によって多くの病気が治っているという事実を聞いていたのと、ユーチューブで絶食療法の科学を見て勇気がでました。また、ノーベル賞をとった大隅教授の「オートファジー理論」も参考になりました。

断食は基本的に指導者の指導の元に行うのが原則です。素人が行うのはとても危険なので、自己判断で行うのはおすすめしません。場合によっては、命の危険性さえあります。

私が行ったのは、尿療法を兼ねた断食でした。先に紹介した全尿療法を再開し、72時間尿と水だけを飲むといった方法です。尿の中には、多少の栄養分もありますから、それでしのごうと考えました。前回と同じように、利尿作用がとても強く、しょっちゅうトイレにいっていました。

結果は以下のようになりました。

断食の最初には明らかな差異は見られませんが、断食後半から終了後には体温の下降が確認できます。

この後、1週間くらいで体温が元(36℃前半)に戻りました。

まとめ

なんとか、約1カ月で不明熱の不快な状態から解放されました。今回の体験でわかったことは、

1.現代医学では、症状から病人をみるので、血液検査内容やCTなど検査内容を決めるので自らが症状を正確に把握していないと診断の間違いがおきる。

2.今回の私の症状では、医者でさえどの科にかかればいいのか、わからない。日本には総合診療科がまだ少なすぎて、患者の判断が間違えば治癒に時間がかかったり、最悪の場合は手遅れになるケースもあるようだ。

3.最終的に私の症状は、断食を境に変化しているけれど、正解だったかはわからない。たまたまの可能性もある。

4.不明熱は、再発が多い。はっきりとした原因がわからない場合は用心しなければならない。

以上です。1.2については、病状をインターネットで調べているときに感じました。私のように血液検査でなにも出ないときは、医者も手のうちようがない、ということが身に染みてわかりました。

今でも時々おかしな寒気を感じます。動くと体感がよくなる理由もまだよくわかりません。再発しないように、今回ははっきりとした効果はありませんでしたが、尿療法、ひまし油シップを続けています。

その他には、半断食(16時間なにも食べない)を実施しています。また、免疫力を上げるためにヨガも始めました。これで克服できてればいいのですが・・・不安の残る中ですが、私のつたない不明熱の体験を終了します。再発したら、またブログにアップします。

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    runner@kitaguni
    以前は半導体材料メーカーで仕事してました。趣味は体を動かすことでマラソンをずっとやってきました。旅行にも時々行ってます。最近は年齢を重ねてきたので、筋トレも始めています。歴史や都市伝説、健康オタクなのでそれらでも有用と思われることを発信していきます。とにかく本気で生きていく、その覚悟です。

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