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不明熱との闘い

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「不明熱になりました」でお話したように、3件の病院で全く原因がわからない、といわれそうこうしているうちに病院は正月休みに入り、しばらくは病院も開いていない状況の中、私は、体温を記録にとって何をしたらどうなったか、を残していくことにしました

その前に不明熱になって最初の病院へ行って、血液検査の結果が出るまで、3日ほどあったのですが、その時のことも書いておきたいと思います。この時は、熱が40℃以上出る事が多く、その上解熱剤が全く効かないという危機的な状況に陥りました。

前回のブログで紹介したとおり、この時の血液検査の結果には全く異常がなかったのに、です。医者にも聞いてみましたが首をかしげるばかり。そんなことがあるはずがないといった顔で相手にもされませんでしたが・・

解熱剤が効くメカニズムから考えてみたいと思います。

解熱剤がなぜ効くのか?

人間の体の脳の視床下部というところに体温調節中枢というものがあります。通常人の体の中に細菌やウイルスといったものが入ってくると、マクロファージという白血球がこれを倒しに行きます。

マクロファージは同時にサイトカインという物質を放出し、免疫細胞を活性化させます。さらにサイトカインは脳に対して発熱するよう促す物質を出し、その物質が脳の視床下部に信号を送ります。こうして信号を受け取った視床下部の体温調節中枢は、体温を上昇させるようにコントロールします。

では、解熱剤はどうやって体温を下げるのでしょうか?実はサイトカインに促されて出された物質はプロスタグラジンといいますが、この産生を抑えるのが解熱剤の働きです。つまり、脳の視床下部への信号を妨げ、熱が上がるのを防ぐわけですね。

これは、私の感想ですが脳をだますように感じます。ですから、解熱剤は、病気そのものを治すわけではないということのようです。

なぜ、解熱剤が効かなかったのか?

解熱剤の仕組みはわかりましたが、効かないなどというケースはどんな時があるのでしょう。ひとつには心因性の発熱があります。原因がストレスなので、プロスタグラジンの発生もないので解熱剤を飲んでもなにも影響がないわけですね。

心因性であれば、寒気がしないケースもあるし、40℃まで熱があがること(大人の場合)はないようです。

解熱剤が効かないケースは大病のことが多いようで、今更ながら恐ろしい気持ちです。血液検査に異常がでないのに、解熱剤も効かないなんて・・・私の体にはよほどの事が起きていたのかもしれません。

今では想像するしかないのですが、なにかのウイルスが大暴れしていたのではないか、と思います。医者の話では血液の炎症反応(CRP)にウイルスは反応しないのだそうです。おそらく私の体内にいる日和見のウイルスが何かのきっかけで暴れだしたのではないかと考えています。

解熱剤が効きだした

発熱後5~7日後

インフルエンザでも1週間くらいでほとんど治りますが、私の場合熱が治まる兆候は全くありません。

しかし、発熱後5日目くらいから、解熱剤が効き始めたのです。理由はよくわかりません。発熱後5日目~7日目までの体温データです。

解熱剤を飲めば下がり、効き目がなくなるとまた上がる、この繰り返しです。解熱剤の効果持続時間が少しでも伸びていれば希望もありますが、この期間はほぼ変わっていません。対処療法だけを続けていても治る見込みはない、というのを切々と感じました。

解熱剤をやめてみる

今回使用した解熱剤はロキソニンですが、使い続けると肝機能の悪化の可能性があるのでそろそろなんとかしたいとおもいました。なにせ高熱がこれだけ続くのは人生で初体験だったこともあり、完全に未知の領域に入り込んだ感じでした。

いきなりやめて辛い思いをするのも嫌だったので、1日1回にしようと始めました。

高熱時の嫌なことといえば、高熱による不快感はもちろんですが、食欲がなくなる、よく寝れないなど、体力がどんどん落ちていくことです。でも解熱剤を飲み続けると結果的に先々問題が出る可能性があります。そこで、昔からある方法を試していきました。熱冷シートや氷枕を使い始めました。

それが効いたのかどうか、少し熱が下がってきたような気がします。もしかするとただ単に下がってくる時期だったのかもしれませんが、38℃を超えなくなってきました。

高熱段階から微熱段階へ

体を動かすと体温が下がる?

仕事も随分と休んでしまったのでそろそろ復帰しなければなりません。インフルエンザのように人に感染するような結果はでていませんでした。年末なので特に休み難いのです。世の中、厳しいです。

仕事復帰の朝、起きて体温を測りました。37.8℃でした。一般的には、熱があるときには暖かく、安静に、というのが常識ですが、私の仕事は肉体労働で体を動かすことが多く、汗をかきます。しかも屋外に近い環境での作業なので、これは悪化する可能性があるな、と思っていました。

ところが、意外なことに熱があがるどころか下がる傾向があることがわかりました。安静にしていた方が熱があがってきたのです。

仕事が終わったあとと、犬の散歩をした後には体温が下がっていることがわかります。つまり体を動かすと熱が下がっているのです。私の住んでいる地域では、冬は氷点下の気温になります。仕事もそれに近い環境です。

仕事と散歩の共通点は動いて汗をかくことです。事実汗をかいていました。この時はきっと汗をかいたあと体温が下がるが、その後安静にしていると次第にもとに戻る、ということを繰り返していたのでしょう。

しかし、体温のグラフを見ると明らかに右肩下がり、つまり体温が低下していっているのです。このまま治るかもしれない、と期待しました。

微熱がつづくようになる

しかし、残念なことに微熱になってから、この繰り返しでした。38℃になることはありませんでしたが、私の平熱である、36℃前後に安定していくにはまだ相当時間がかかったのです。

ちなみに怖い病気(白血病など)は最初に高熱がでて微熱が続くそうです。さらには、夜寝汗をかくといった症状があります。血液検査の結果にはでていませんでしたが、症状はあっています。

その他にも私の症状にあてはまる病気に「血管内リンパ腫」という診断するのも難しい病気があります。ひょっとしてそういった病気なのでは、と恐れつつ、2019年を終え、2020年を迎えていくことになります。

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    ABOUT ME
    runner@kitaguni
    以前は半導体材料メーカーで仕事してました。趣味は体を動かすことでマラソンをずっとやってきました。旅行にも時々行ってます。最近は年齢を重ねてきたので、筋トレも始めています。歴史や都市伝説、健康オタクなのでそれらでも有用と思われることを発信していきます。とにかく本気で生きていく、その覚悟です。

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