マフェトンラン成果確認・・MAFテストとは?
さて、マフェトン理論を実践していった場合、なんとなく少しずつ同じ速さでも心拍数が下がってくることがわかるでしょう。しかし、本当に進歩しているのかわかりにくいのも事実です。
そこで、マフェトン理論では、「MAFテスト」というものを行います。
これは、「マキシマム・エアロビック・ファンクション」の頭文字をとり、エアロビック心拍数で走れる最大の速さを測定することです。
実施方法は、ある一定の距離を決め自分の最大エアロビック心拍数で走ってタイムを測定していきます。心拍数がキーになりますので、できるだけ同じ条件(気温、体調、走る時間、コースなど)で実施する事が望ましいと言われています。
もう一つ、MAFテストでやらなけらばならないのが、最初の15分のウォーミングアップと最後のクールダウンこれはやられねばなりません。
私の場合は、コースを同じにして実施してみました。時間はどうしても仕事の関係上難しく、体調に関しても同じとは少しいいがたく、体重に変化がないということだけで最初のマフェトンの実施から約3週間後にMAFテストを行いました。
MAFテスト結果
以下に結果を示します。1回目のMAFテストは、午前11時くらいにスタートして行いました。
設定したコースが大体770mでこの時の平均心拍数が119~121、時間は7分13秒~7分41秒、そして後半になるとタイムの悪化が見られます。これもMAFテストとしてはうまくいっているということになります。
続いて2回目のデータです。これは1回目から大体18日後に行ったときのデータです。その間のマフェトンランの回数は11回、走行距離は約70km位です。
なんと、ずいぶんと速くなっています。同じ心拍数で1分弱の進歩がありました。これは、自分でも驚きました。このままいけばかなり速くなっていくのでは、という期待がどんどん膨らみます。
停滞期?限界?
しかし、世の中そんなには甘くありません。確かに進歩はありましたが、勝負はここからのようです。私はその後も走り続けましたがあまりいい結果は出なくなってきました。理由はよくわかりません。
2回目のMAFテストの結果よりも悪くなることもでてきました。
原因の一つは体重かもしれません。最初減り続けた体重が途中から増加に転じました。原因はもちろん食べ過ぎです。私は、パンなどの炭水化物が大好きなので、少し調子がいいと耐えすぎてしまいます。
マフェトン理論は、ランニングトレーニングの方法だけでなく、食事に対してもルールがあります。
取得栄養素の割合
マフェトン理論では、食事の割合が
炭水化物4:タンパク質3:脂肪3 の比率が理想的であると説明されています。しかし、何をもってしてこの比率を考えるのか?ここらあたりは、マフェトン理論でわかりにくい部分と言えます。
この比率は、重量なのかそれとも熱量なのか、どちらなのでしょう。厳密の行うとなるととても難しい。しかし、多くの場合炭水化物を摂りすぎると色々と不都合があるようです。
炭水化物不耐症とは?
どうやら、人の中には炭水化物を効果的に消化できない人が存在するようです。もともと人は狩猟生活からスタートしてますからタンパク質や脂肪は消化できても炭水化物の消化が苦手でも不思議はありません。炭水化物を主に摂取しだしたのは、農耕文化以降ともいわれています。
そのような方は炭水化物不耐症に陥っている可能性があります。
もしあなたが、以下のような症状があれば、炭水化物不耐症の可能性があるかもしれません。ちなみに私には下記4つの全ての症状があります。
- ごはんを食べたら眠くなる
- 腹部のはった感じ
- よく甘いものが欲しくなる
- 疲れているときが多い
しかし、このような症状はよくある症状なので、原因は他にあることもお忘れなきようお願いします。
もし、自分が炭水化物不耐症であると疑うのであれば、2週間の耐久テストを行うといい、とマフェトン理論は言っています。これは、2週間炭水化物やそれらしきものを一切摂取しない、という方法です。
食べてはいけないものを厳密に定義しています。以下に列挙しておきます。
コメ、パン、麺類、豆、果物、果汁、ミルク、ヨーグルト、餅、芋、菓子類
ただし、朝食時に100%全粒粉パンあるいはトースト1枚だけはたべてよい
引用:「マフェトン理論で強くなる」 Dr.フィリップ・マフェトン著 1999年12月 株式会社ランナーズ
だそうです。
その他に食べてよいものとして、
野菜類(いくらでも)、肉、魚、チーズ、卵、豆腐、納豆、ナッツ、野菜ジュース(無糖)
引用:「マフェトン理論で強くなる」 Dr.フィリップ・マフェトン著 1999年12月 株式会社ランナーズ
そして最後に大事な事で、決して空腹にしないこととあります。
特に卵は好きなだけ食べても構いません。同じようにチーズや肉、あるいはあるいはおなかがいっぱいになるまで野菜を食べることはかまいません。
引用:「マフェトン理論で強くなる」 Dr.フィリップ・マフェトン著 1999年12月 株式会社ランナーズ
ミルクはダメだけどチーズはOKというところに若干の疑問は感じますが、発酵させているからいいのだろう、と勝手に解釈しておきます。
実施する際には、ホームドクターの助けを借りるよう、アドバイスがあります。これはちょっと難しいです。私にはホームドクターはいません。ですから、自己責任で実施してみようかと思います。
考え方としては、卵、野菜と大豆関係の食品、水分は水のみでいこうかと。肉料理には、小麦粉や片栗粉は使わない。果たして耐えられるのだろうか・・。
今晩のメニューはスパゲティを作ってしまったので、明日からスタートします。実施中の感想とかものせていきますので、参考にしてくださいね。
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